イスラエル、ロシアが5月にシリア上空で自国ジェット機を "単発 "で攻撃したと発表
イスラエル、ロシアが5月にシリア上空で自国ジェット機を "単発 "で攻撃したと発表
ロイター
2022年7月26日
エルサレム 26日 ロイター
イスラエルは26日、5月にシリア上空で軍のジェット機がロシアの対空砲火を受けたが、目標を外したと発表、「一度限りの出来事」と説明した。
ベニー・ガンツ国防相は、イスラエルとロシアが、ウクライナ戦争への非難やユダヤ人移住機関への監視をめぐって緊張関係にある中で、このような見解を明らかにした。
ダマスカスが10年以上続いた内戦の流れを変えるのを助けたことで、シリアのロシア軍は、イランが支援する配備や武器輸送の疑いがある場合、イスラエル軍の空爆に目をつぶっているのが常だ。
しかし、イスラエルのチャンネル13テレビは、5月13日、ロシアが運用するS-300防空砲台が、シリアに出撃したイスラエルのジェット機に発砲したが、いずれも命中しなかったと報じている。
ガンツ氏は、チャンネル13が主催した会議で、この報道について確認を求められた際、「一回限りの出来事だった」と述べた。ロシアの攻撃は、航空機が「もう近くにいなかった」ときに起こったという。
在イスラエル・ロシア大使館は、ロイターのコメント要請にすぐには応じなかった。
イスラエルとロシアとのシリアをめぐる連携は「今は安定している状況だと思う」とガンツ氏は述べた。"しかし、我々はこの話を今始めたばかりであるかのように常に見直している。
(執筆:ダン・ウィリアムズ、編集:ニック・マクフィー)
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